先輩社員インタビューinterview

工場

島倉 咲SAKI SHIMAKURA

2013年新卒入社

学生時代は管理栄養士の試験勉強をしつつ、部活で楽器の練習をしたり、ファミレスでアルバイトをしたりしていました。少し欲張りな選択でしたが、貴重な学生時代を精一杯楽しみたいと思い4年間それら全てを続けることができました。限られた時間の中でうまく時間をやりくりする力が付いたと思います。

就活中、シルバーライフの説明会で高齢者に対する国からの補助が少なくなりつつある現状を初めて知りました。弊社、代表清水の「シルバーライフは今後の日本を支える柱になる!」という熱弁に心を動かされました。お年寄りが食べることを楽しめる社会になるよう、管理栄養士として少しでも力になりたいと思い入社を希望いたしました。

仕事では、月間の献立作成や、新メニューの開発補助、時々地域の栄養講習会なども行っています。献立を立てる際は彩りに配慮し、コッテリした主菜にはさっぱりした副菜を合わせるなど、誰もが食べやすい献立作りを心がけています。

仕事での失敗談と成功体験と言うと、初めて栄養講習会で講師を担当した際、話が上手く伝わらずお客様から厳しいお言葉をいただきました。緊張していたこともありますが、講師として講習を開く以上お客様は我々管理栄養士をプロとして見ているのですから、次回は必ず成功させようと決心しました。2回目以降の講習では遠くから見てもわかりやすいよう大きめのフリップを作ったり、食事にまつわる心理テストなどを取り入れるなどの工夫をしました。また、緊張しても早口にならないよう、本番前は毎日夜中まで発声の練習や内容の見直しをしました。3回目の講習会ではお客様から大きな拍手をいただき、とてもうれしかったです。

シルバーライフでは、思ったらすぐに行動できる環境にやりがいを感じています。関東工場は設立から4年しか経っておらず、まだまだ発展途中です。新卒でも誰でも関係なく毎日新しい案が生まれ実施されています。新しいことを始めるのは大変ですがとても良い刺激になっているし、他ではできない経験だなと感じています。

実際にあったお客様のエピソードで印象深い話は、店舗の方から「敬老の日の献立、良かったよ!お客さんすごく喜んでたよ!」とおっしゃっていただきました。普段の献立に「寿麩」を添えるだけの簡単なものでしたが、そういったお声をいただくと「普段とちょっと違う」こともお客様にとっては特別なんだなと感じました。それだけ私たちの仕事はお客様の生活に直結しているのだと、身が引き締まる思いです。

人に何かを伝えるときは人によって言い方を変えることを心掛けています。
たとえば同じ人参でも、原料を扱う部門では「○○という野菜屋さんから入荷する乱切りの人参」であり、調理を担当する部門では「△△分の下茹でが必要な人参」であり、献立を作る部門では「■■というメニューに入っているゴロっとした人参」となります。同じ物でも、扱う人によって視点が違うため、その人に合った言い方を選んで伝えるようにしています。

私たちの仕事は、作る人も食べる人もハッピーになれる食事の提供です。一緒に働く人と協力して食事を提供し、お客様からの喜びの声を共有できる環境にしたいと思っています。

「社会に出ると学生のようには遊べなくなる」なんて言いますが、社会人には社会人なりの楽しみがあると思います。私は社会人になってから登山を始めたり、グルメ巡りや一人旅をしたりするようになりました。自分で働いたお金で食べるごはんは美味しいし、働いているからこそプライベートの時間をより貴重で特別なものだと感じます。あとは、規則正しい生活のおかげで貧血気味だった体質も改善しましたね(笑)

仕事もプライベートも楽しめる環境づくりに努めてまいります。シルバーライフでは20代の若い社員がたくさん活躍していますので、今後皆さんが活躍できる場も多くあると思います。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。

担当している仕事や、会社で経験させてもらったことを家族に話すととても驚かれます。「新卒でそれだけ任せてもらえるものなの?」と。それだけ貴重な経験をさせてもらっているのだと改めて感じました。両親から「自慢の娘だ」と言ってもらえたときはとても嬉しかったし、入社してよかったなと思いました。